CREATED WORLD あらすじ(9)
こんにちは、猫手水晶です。
今回は「CREATED WORLD」のあらすじの第9回です。
以下が本文です。
CREATED WORLD あらすじ
第一話「光の革命」
「こちらは我々が指示した方向ではありません。あなた達の部隊は、反対方向の場所で待機するよう命じました。直ちに任務にお戻りください。今から20秒カウントいたしますので、制限時間以内に10メートル移動してください。それを行わなかった場合、あなた達は命令に反し、不審な行動をとっている者としてみなし、私達は戦闘態勢に移ります。」
私はメンテナンス室に続くドアを指差し、脱出を促した。
そのドアの門番の様に立っている2体のセキュリティロボットが、仲間の脱出を待たずして、攻撃を始めようとする。
二人はすぐにセキュリティロボットに向かって発砲し、それを阻止した。
セキュリティロボットは故障した。
「二人は逃げてくれ、私は後からついていく。」
二人は渋々と頭を下げ、この場から離れていった。
一台3メートルもある大型戦闘用ロボットが、私に向かって銃弾の連射を始めた。
.大型戦闘用ロボットのイラスト
大型戦闘用ロボットは、一方向に向かって大量の銃弾を放ち、攻撃をくらってしまうと、とてつもないダメージをくらってしまうが、その対処法があった。
このロボットは、俊敏性に乏しく、大量の銃弾を放つ代わりに、銃弾の残像が見えるので、蛇行して素早く移動すれば、逃げられると私は考えた。
大型戦闘用ロボットは、燃料補給口が弱点で、ロボットを銃で破壊する事は可能だが、破壊した際に爆発を起こしてしまい、爆風に巻き込まれてしまうので、ロボットへの攻撃はせず、逃げることにした。
私は蛇行して、撃たれる銃弾をかわしながら、扉の方向へ向かった。また、平面的な動きでは、銃弾をくらう可能性が高くなってしまうので、ジャンプもしながら進んでいた。
私は無事逃げ切り、扉を閉めた。
二人は、逃げるように指示をした私に礼を言ってくれた。
「こちらこそ私に協力してくれてありがとう。」と、私も二人に礼を言った。
私は職員を先導し、階段を登った。
一階に着いた途端、私の脛に銃弾がかすってしまった。
「彼」が私に銃口を向けていた。
私は「彼」がゲガスであると悟った。
読んでくださり、ありがとうございました。
よければこれからも応援してくれると嬉しいです。
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